趣味でハンドメイド作品を作っている人もいますし、続けていれば作品の完成度も高くなっていきます。
自分で使うだけでも良いですが、せっかくならハンドメイドで作った物を売ってお小遣い稼ぎもしていきましょう。
どんな物でも売れるわけではないので、お小遣い稼ぎのために作るのであれば売りやすい物を作ることも大事。
では、売るためのポイントや注意点も含めて紹介していきます。
まずは何を作るのか考えよう!売りやすいハンドメイド作品を紹介
お小遣い稼ぎが目的であれば、需要がある物を作るようにしましょう。
マニアックな物だと買い手がつきにくいので、幅広い世代に人気がある物が売れやすいです。
お小遣い稼ぎ以外の方法で現金を手にしたいときは、現金化に頼るのも手です。
業者が怪しいと感じなら自分でクレジットカード現金化してしまえば良いし、自分でするのが不安な方は優良な業者へ依頼しましょう。
ハンドメイド作品が必ず売れるとは限らないので、こうした緊急策も知っておくことで、現金が突然必要になったシーンにも対応できます。
生活雑貨
普段の生活で使うような物は売れやすいです。
例えばティッシュケースやポーチ、スマホケースなどの誰でも使うような物。
既に持っている人も多いですが、1つ以上持っていても困るものではないので気に入ってもらえれば買い手がつきやすいです。
素材や柄、布などにこだわって個性を出しても良いですし、レースを付けたりワンポイントを付けたりとデザインも自由自在。
布で作れるので難易度もそこまで高くありませんし、素材も手に入れやすいので初心者にもおすすめです。
アクセサリー類
ピアスやイアリング、ブレスレットなどのアクセサリーは売れやすいです。
アクセサリー類が好きな人は多いですし、いくつあっても困る物ではありません。
1つ1つが小さいので置き場所に困ることもありませんし、幅広い層に人気。
ゼロから作ると大変ですが、手作りのアクセサリーキッドも販売されています。
金属パーツを買えば簡単ですし、そこに自分なりの個性を加えて作るのがおすすめ。
パーツが小さいので、家で作っていても片づけやすくて散らかりにくいのもメリットです。
1つの価格は高くありませんが、リピーターがつきやすくもあります。
何度も購入してくれる場合もありますし、人気が出ればそれなりの利益を出すことができます。
ファッション用品
洋服などのファッション用品も人気が高いです。
セーターなどは完成するまでに時間がかかりますし難易度も高いですが、ワンピースやスカートなどであればそこまで難しくはありません。
また、ペットやベビー用のファッション用品も人気。
面積が小さいので作る時間も短くなりますし、大人用よりも手軽に買ってもらうことができます。
自分の物は節約をしても、ペットやベビー用品は気に入ればすぐに買ってしまう人も多いため売りやすいですよ。
ペット用の衣服やベビー用の洋服、よだれかけなどが人気です。
生活家具
テーブルや棚なども売りやすいので、DIYが得意な人は試してみましょう。
家具はお店で買うと高いですし、ブランドなどにこだわらない人も多いのでハンドメイドも人気です。
木材やペンキなどの材料は高くはありませんし、売れれば利益が出やすいです。
電動工具などは購入すると高いですが、レンタルサービスもあるので便利。
ホームセンターで貸し出しをしていることもありますから、近所のお店を覗いてみましょう。
お金がかかることもありますが、スペースを借りることもできるので家で作れない人でも問題ありません。
季節のイベントもの
クリスマスのブーケやリース、ハロウィンの置物など、季節限定で使う物もおすすめです。
その時期になると人気が出てくるので、季節イベントに合せて商品を出品するようにしましょう。
また、入学式のシーズンになると体操服入れや上履き入れなどの学校グッズも売れ行きが良くなります。
入学式グッズは手作り感があった方が人気が出ることもあります。
イベントに合わせて商品を作るので楽しさもありますから、色々と作りたい人はチェレンジしてみましょう。
少しの手間で売れやすくなる!商品を売るときのポイント
良い物であればすぐに売れるわけではありません。
いくら時間を費やしても売れないと材料費が無駄になってしまいます。
売るときはいかにアピールして目立つのかも重要なので、ポイントを抑えておきましょう。
丁寧に写真を撮る
最初に目に入ってくるのは写真なので、丁寧に撮るようにしておきましょう。
ブレた写真は使わないようにし、できるだけ写りが良くなるようにします。
背景、明るさ、角度などに注意し、何枚も撮ってその中から一番写りが良いものを使うようにしてください。
写真が1枚だけだと購入後のイメージがしにくいため、複数枚の写真を投稿するのもポイントです。
表だけではなく裏や横、必要であれば下などの写真も掲載します。
大きさが良く分かるように他の物と並べたり、実際に使っている様子を掲載したりするのもおすすめです。
「実際に手に取らなくてもイメージできる」写真を意識してみましょう。
また、上手く撮れた写真を自身のSNSなどで公開して宣伝するのも効果的です。
分かりやすい説明を心がける
ハンドメイド商品を売るときは、フリマサイトや専用のアプリなどで行います。
出品するときは説明を書くことができますから、出来るだけ詳細を書くようにしましょう。
サイズや素材、おすすめポイントなど、具体的であればあるほど良いです。
ほとんど説明がないと買い手は不安になり、購入を躊躇してしまいます。
他のハンドメイド商品をチェックしてどんな説明をしているのかを見てみるのもオススメです。
丁寧な態度を心がけて評価をアップさせる
アプリやサイトなどで販売をすると、購入者が自分を評価してくれます。
出来るだけ丁寧な態度を心がけるようにして高い評価をもらえるようにしておきましょう。
ほとんどのアプリでは口コミも投稿できます。
少ない販売実績しかなくて口コミが悪いとなると買い手がつきにくくなるので、悪い評価を受けないことが大事。
質問メールが届いたら丁寧な言葉遣いをし、できるだけ親身になって対応しましょう。
良い評価が並んでいると安心してもらえますし、リピーターが付きやすくなります。
リピーターが友人などに紹介してくれることもありますし、SNSで紹介してくれることもあるので対応はしっかりと行いましょう。
ハンドメイド商品を作って売るときの注意点
ハンドメイド商品は趣味で作った物でお金を稼ぐことができますが、売るときには注意も必要です。
自分で作って自分で使うわけではないので、こういったことも理解しておきましょう。
物によっては許可が必要になる
どんなハンドメイド商品を作るのかは自由ですが、物によっては許可が必要です。
食品は扱いが難しいですし、菓子製造許可や食品衛生管理者の資格も必要になるので許可を得ていないのであれば出品するのは止めておきましょう。
また、リメイクした家具は中古商許可が必要なこともあります。
その他にも許可が必要な物もあるので、事前に許可や資格が必要かどうかを調べておきましょう。
違反すると罰せられることになるのでお小遣い稼ぎどころではありませんから、注意しておきましょう。
著作権を侵害しない
ハンドメイド商品はオリジナルの物であることが大前提です。
大まかなデザインを参考にする程度であれば問題ないことも多いですが、明らかに真似をしているとなると問題。
キャラクターやロゴなどはもちろん、類似したデザインも危険なので使わないようにしておきましょう。
つい無意識に真似をしてしまうこともありますが、オリジナリティを出して作るように心がけておきます。
心配であれば、デザインを考えたときに類似商品がないか調べておくと安心です。
必ず売れるわけではない
どれだけ時間をかけて作っても必ず売れるわけではありません。
売れないときのことも考えておき、かかるコストや時間も計算していきましょう。
特に実績がないと人の目に触れる機会も少なくなるため、最初の内は苦労してしまうこともあります。
地道に活動していくことが大事ですし、最初は実績作りとしてリーズナブルな物を売るのもおすすめ。
最初からコストを掛けて高い商品を売るよりも効率が良いです。
場合によっては確定申告が必要
ハンドメイド商品を売って利益が出た場合、年間の所得が20万円以上になると申告をする必要があります。
材料費などは経費になるため、純粋な利益で金額を計算しておきましょう。
後で1つ1つ計算すると大変なので、その都度記録しておくと楽。
確定申告をしないと違法になってしまうため、忘れないように利益をメモしておきましょう。
まとめ
ハンドメイドは作っているだけでも楽しいですが、お金を稼げるとなるともっとやる気が出てきます。
売ることを前提に考えるのであれば、売れやすい物を作るようにしましょう。
商品のオリジナリティやクオリティはもちろん大事ですが、購入希望者に丁寧に対応することも大事。
特に最初の頃はなかなか購入者が現れず苦労することもありますから、地道に努力していきましょう。
人気が出てくればそれなりの収入になります。